WordPressの管理画面をプラグインで共有SSL化する方法
この記事は、WordPressの管理画面をプラグインで共有SSL化する方法を書いたものです。
先日の記事で、独自ドメイン用の共有SSLアドレスを作成しました。
シックスコアに追加した独自ドメインの共有SSLアドレスを作成する方法 - operationservicebuの日記
今回は、上記の記事で作成した共有SSLアドレスを使って、WordPressの管理画面を共有SSL化します。
また、この記事は共有SSL化の記事ですが、共有SSLアドレスの部分を専用SSLにすれば、専用SSLでも同様に管理画面をSSL化できます。
WordPressの管理画面をプラグインで共有SSL化する方法
※WordPressにログインした状態から設定方法を書いていきます。
SSL化プラグイン「WordPress HTTPS(SSL)」のインストール
WordPress管理画面のメニュー欄にある[プラグイン]の[インストール済みプラグイン]をクリックします。
[プラグイン]画面の[新規追加]をクリックします。
[プラグインのインストール]画面の[検索入力欄(画像青枠)]に
「WordPress HTTPS」と入力し、[プラグインの検索(画像赤枠)]をクリックします。
検索結果の中から「WordPress HTTPS(SSL)」(記事作成時、Ver.3.3.6)を探し、「WordPress HTTPS(SSL)」項目にある[いますぐインストール]をクリックします。
確認画面が表示されるので、プラグインをインストールする場合は[OK]をクリックします。
インストールが完了したら、[プラグインを有効化]をクリックします。
プラグインが有効化されます。
これでプラグインのインストールおよび有効化が完了です。
プラグインの設定を変更し管理画面を共有SSL化する
WordPress管理画面のメニュー欄にある[HTTPS]をクリックします。
「WordPress HTTPS(SSL)」プラグインの設定画面が表示されます。
入力例
- SSL Host(画像赤枠):共有SSLアドレス(URL)を入力します。
例えば、「https://共有SSLアドレス/」であれば、最初の「https://」と最後の「/」を除いた共有SSLアドレスを入力します。
- Force SSL Administration(画像青枠):WordPress管理画面は常にSSL通信(HTTPS)を行うようにする設定です。
有効にする場合はチェックを入れます。
- Force SSL Exclusively(画像緑枠):WordPress管理画面にHTTP通信で接続された場合、自動的にHTTPS通信にする設定です。
有効にする場合はチェックを入れます。
入力後、[Save Changes(画像紫枠)]をクリックします。
[Save Changes]をクリックしてすぐ反映されます。SSL Host欄に間違えた共有SSLアドレス(URL)を入力しないよう、くれぐれも注意してください。
ここで間違えると復旧するのが大変になります。
設定が反映されると、共有SSL設定の場合は以下のような画面(Chrome版で確認)が表示されます。
そこで、アドレス欄にログイン画面のURLを入力するか、ログイン画面のURLをお気に入り登録されているのであれば選択し、ログイン画面に再度アクセスします。
正常に設定が完了していれば、ログイン画面のURLが共有SSLアドレスでのSSL通信されたログインURLに切り替わります。
上記の画像のように、設定したSSLアドレスに変換されていれば、設定が完了です。
あとは、通常通り、ログイン画面でユーザー名とパスワードを入力し、[ログイン]をクリックすると、SSL通信で管理画面にログインできます。
これでWordPress管理画面の共有SSL化が完了です。
参考文献
WordPressでSSL対応するためのプラグイン「WordPress HTTPS」 | WEBデザインの教科書
【WordPress HTTPS(SSL)】プラグインで、WordPressの管理画面をSSL通信に設定する手順
以上、ありがとうございました。