レンタルサーバーを借りる前にしておくべき3つの準備
この記事は、個人的な考えを書いています。
今日で3日連続レンタルサーバーについて個人的な考えを書いています。
レンタルサーバーを借りる上で持っていてほしい思考 - operationservicebuの日記
レンタルサーバーを借りるとき知っていてほしい価格の話 - operationservicebuの日記
今回は、レンタルサーバーを借りる前にしておくべき3つの準備について書いていきます。
結論を言うと、
- 成果物
- 宣伝
- 資金
です。
レンタルサーバーを借りる前にしておくべき3つの準備
1.成果物
これは、WebサイトであればHTMLファイルやCSSファイル、画像ファイルなどです。Webサービスの場合はプログラム一式です。
これらを、レンタルサーバーを借りる前に、自分のパソコンで作成して、動作確認を済ませて起きます。
というのも、どのようなものをレンタルサーバーで公開するのかが決まっていなければ、レンタルサーバーの選定ができないからです。
例えば、ASP.NETで作成したものであれば、ASP.NETが動作するWindowsレンタルサーバーを借りる必要がありますし、PHP+MySQLで作成したものであれば、作成したプログラムのPHPバージョン、MySQLデータベースのバージョンの要件を満たすレンタルサーバーを借りる必要があります。
従って、「自分がどのようなサービスを提供するのか」を予め具体的にして、そのサービスを提供するのに適したレンタルサーバー選びをするためにも、成果物を予め作っておくということが重要だと思います。
2.宣伝
レンタルサーバーを利用した経験から言うのですが、
「ビックリするほどアクセスが無いです!」
「本当、ビックリしますよ!」
無料ブログや無料ホームページスペースと比べれば、10分の1以下、100分の1以下のアクセス数がしばらく続くと想像してください。そのしばらくという期間も未定です。
独自ドメインにしろ、レンタルサーバーが提供するドメインにしろ、借りて公開するまでは、この世に存在しないWebサイトになるので、当然GoogleやYahoo!といった検索エンジンにも認識されていません。
また、無料ブログや無料ホームページスペースのように新着エントリーや人気記事を公開する場所もありません。
そこで、いつ公開するかを予め決めておいて、無料ブログやソーシャルメディアで宣伝しておく必要があります。また、宣伝するためにも、「何を提供してくれるWebサイト」かを伝える必要があるため、1の成果物が必要になります。
成果物があれば、画面のスクリーンショットなどを含めたサービスの紹介記事を書くことができると思います。
その他、宣伝と言うことを考えると、無料ブログやソーシャルメディアで、ある程度の活動(読者がいる。役立つ記事を書いている。など)をしている必要があります。
有名人や著名人なら別ですが、ある程度ネット上で自分を認知してもらい、そしてレンタルサーバーでサービスを始めるというのが、失敗しないレンタルサーバーでのWebサイトの運営に繋がると思います。
3.資金
これは、単純に言えばレンタルサーバー(独自ドメイン、専用SSL含む)を借りるためのお金です。広義でいえば、成果物を作るためのソフトウェア(Visual Studio、Dreamweaverなど)やパソコンなども含みます。
私の経験から、簡単に見積もると年間あたり以下の資金が必要になります。
レンタルサーバー初期費用:3,000円(契約時のみ)
レンタルサーバー年間費用:月額料金1,000円×12ヶ月=12,000円
独自ドメイン年間料金:1,000円
専用SSL初期費用:10,000円(契約時のみ)
専用SSL年間費用:10,000円
レンタルサーバー契約時:36,000円
レンタルサーバー更新時:23,000円
通常よりも高めに見積もっています。場合によっては、この金額よりも安い場合、高い場合があります。その他、消費税も別途必要になる場合があります。
また、これに加えてソフトウェアやパソコンを買い揃えた場合は、別途費用がかかります。
こうして見ると、結構料金がかかります。従って、レンタルサーバーを借りる人は、何らかの収入源をレンタルサーバーに充てたり、提供するサービス上で広告収入を得たりして、運営するわけです。
レンタルサーバーを借りる前に、「どれくらい費用がかかるのか」「その費用をどのように調達するか」を計画しておく必要があります。
まとめ
レンタルサーバーを借りる前にしておくべき3つの準備を書かせていただきました。
無料ブログや無料ホームページスペースと違い、レンタルサーバーでのWebサイトやブログ、Webサービスは、基本的に新しく始めるものです。
従って、それ相応の宣伝や告知、検索エンジンに認識してもらうことは、すべて運営者が行う必要があります。
また、運営する上での資金調達も計画しておく必要があります。
失敗する原因を少しでも減らすためにも、上記の3つの準備をした上で、レンタルサーバーを借りてほしいなと思います。
以上、ありがとうございまいした。