operationservicebuの日記

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オススメ言うけど日本に合うのか?論文管理のソフトウェアについて

以下のサイトURLについて述べています。

論文、プレゼン、PDF資料のすべてを管理できるPapers 3 | Lifehacking.jp

Papers

 

私はこのソフトウェアを実際に使用していないので、外側からの批評になります。従って、実際のソフトウェアの内容とは異なる可能性があります。

 

論文、プレゼン、PDF資料などの論文管理ソフトPapers 3。

記事を最初見た時には「便利だな」と思ったのですが、記事を読んだり、販売サイトを見たり、自分が卒論書いていたときを思い返したところ、「日本に合うのか?」と思ったので、ちょっと考えを述べていこうと思います。

 

Papersについて簡単に説明。

  • Mac、iOS、Windowsに対応
  • 論文、プレゼン、PDFなどの電子データを一元管理できる
  • Dropboxでの同期も可能

 

大学、大学院(修士)で卒論や論文を書きましたが、参考文献、自分の考えの根拠となる論文、関連研究など、一つの論文を書くために大量の関連論文を探します。

私の時は、紙媒体と電子媒体が半々みたいな感じだったので全部印刷して読んでましたので、机の上は紙だらけになってました。

現在では、タブレット端末、PCともに5万円以下で十分なスペックのものが買える時代です。

また、論文や関連書籍も電子データで手に入る時代になったため、そういう意味では時代に合った管理ソフトウェアだと思います。

 

ただ、研究室にいたから言えることですが、「紙媒体だけ」、「電子データだけ」ということにならないのが日本の大学の研究室と思っています。

 

「紙でなくデータで送れよ~!」と何度、指導教授が紙束を渡したときに思ったことでしょう。

 

あと、承認作業も紙に印鑑を押してもらう日本です。

 

全てを電子データで管理すると言っても、結局はプリンターで印刷して、関係者に承認印を押して回ることがあります。

 

また、「画面で見ると疲れるんだよねぇ~印刷して」と教授に言われれば、印刷して論文を渡すことになります。

 

紙媒体と電子媒体の両方を一元管理する(紙媒体の電子データ化、紙媒体を含めた論文やプレゼンの管理、印刷履歴など)こともが出来れば、まだいいかもしれません。

 

結局のところ、「このソフトウェアって本当に使えるのか?」と思ってしまいました。

 

自分がいたときの大学、大学院、研究室と現在は違うかもしれません。ただ、内容を読んだあとの感想としては、日本ではこういうのは流行らないだろうなと思った感じです。

 

以上、ありがとうございました。